人口減少、少子高齢化の波がひたひたと押し寄せて来ます。平均寿命が伸び、2014年では4人に一人が65歳以上の高齢者となり、未婚化、晩婚化、晩産化の台頭から出生率が低下し、少子高齢化に歯止めがかかりません。

総務省の「人口統計」によれば、我が国の人口は1億2,800万人をピークに2011年以降より減少し続け、移民政策を取らない限り増えることは不可能であると提言しています。そして、2045年~2050年間で1億人を割るものと予想。平均寿命は男女とも年々上昇し、2013年で男性が84歳、女性が87歳となり、女性が90年を超えるのはそう遠くはありません。まさに「超少子化・超高齢化社会」を迎えることになるのです。

高齢化マーケットでは、高齢者のための生活、健康、福祉、介護などの需要が高まり期待されています。高齢者の中でも低所得者、中所得者、高所得者、富裕者と区分され、それぞれ狙いとするマーケットは異なりますが、大きなマーケットはローコストによる立て替え住宅とリフォームが挙げられます。

お年寄りが、便利、快適、ランニングコストが掛からない、シンプルに暮らすことができる低価格住宅&リフォームに大きなニーズがあります。究極は終の棲家として、冬は暖かく、夏は涼しく快適に暮らせるローコスト住宅だと思います。