5月20日から、半年ぶりに中国北部の北京・長春・延吉に出張してきました。この地区の冬は厳寒でところにより気温はマイナス20~25度に下がり、大きな川でも凍ります。
5月下旬ということで、少しは肌寒いだろう・・・と思い、厚着を用意して行きましたが不要で、気温は28度と岐阜と同じで夏の陽気でした。
今回の出張で中国の景気の悪さを肌で感じて来ました。日本には年間16万7千人もの中国人技能実習生が居住して働いています。
日本での滞在期間は現行では最長3年です。3年間働き、お金を貯めて故郷に凱旋帰国するのですが、帰国しても働く場所が無いというか、限定されます。これまでの技術を活かした仕事に就けるようなケースは希です。多くは働きたいけど働くことが難しいようです。
こうなると、日本以外のグアム、インドネシア、韓国などに働きに行くしかないといいますが、賃金は日本と比べて低いようです。
日本の景気はよくはないですが、仕事や条件等を我慢さえすれば働くことができてなんとか生活できます。まだ、日本人は海外に出稼ぎにいくようなケースはありません。日本人は実に豊かで幸せな民族と言えるのではないでしょうか。
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