2020年東京オリンピック開催に向けて、インフラや構築物等の工事が急ピッチで進んでいますが、工事現場は猫の手も借りたいほどの大忙しさといわれています。

建設作業員さんが大量に送り込まれていますが、「オリンピック特需」ということで、外国人技能実習生は滞在期間が3年から最長5年に延長されています。

東京オリンピックは別として、日本の建設業界は好不況の波の影響を受け易く、小さな業者さんほど深刻です。繁閑の差が大きく閑散期対策で苦慮されています。

反対に繁忙期も人手不足で思うように売上げが伸びず、閑散期の減収分を取り戻すことは容易ではありません。

繁忙期に人手が確保できればハッピーですが、これが難しいのです。こんなときに技能実習生とは別に、外国人の「短期就労者」を雇入れすることが出来れば万々歳です。忙しい時期に助っ人として呼び寄せるのです。

かつての技能実習生を再度、受入することはできないものでしょうか。過去に日本で働いただけに仕事は出来ますし、日本語もある程度は分かります。即戦力として優遇し、気もちよく働いてもらえれば会社、本人にとっても、とても有益なことなのでぜひ短期就労者のビザを創設していただきたいものです。