建築関係の人は仕事柄、城や神社、お寺巡りをされる方が多いようです。歴史が好きで全国の城を駆け巡る方も私の身近に見えます。

建築を生業とするだけに、これらの構築物を見学することで少しでも仕事にプラスになるでしょう。

きちんと手入れの届いた旧い建物を見ると、何かしらほっとするときがあります。私の親しいある人は、忙しい合間を縫って古い街並みを散策するという。昔の建築技術をみると息抜きになり、ストレス解消にもなるといいます。

昔の人々は、現代のような電気やガスもない、車もない、機械や道具も満足でなかったのにどうやって、あのような巨大な城を造ったのでしょうか・・・。それこそ、すべてにおいて凄い数の職人と、選ばれし匠の技なるものなのか・・・。

古城を忍び、しばし、佇めば様々な思いが脳裏を掠めます。

景気のよくない時代こそ、原点に返って、これからの時代をどう乗り越えて行くべきか。

時には、城巡りでもして、じっくりと考える時間を持ちましょう。