昨年来からマンションを中心とした住宅着工数が順調に伸びています。日銀のマイナス金利政策が後押ししている部分もあります。

しかし、景気低迷、消費不振が続いており、政府はどう個人消費を喚起する施策を打ち出せるのでしょうか。深刻な消費不振からの脱却を期待したいものです。

さて、10月31日に国土庁が発表した9月の新設住宅着工数は、85,622戸と、1年前の9月に比べて10%増加、4カ月連続で80,000万戸を超えました。

一般住宅、マンションの新築ブームが起きているようですが、地方の建築業者さんに聞いてみると、地方と都心部では大きな開きがあり、一概には住宅ブームとは言えないようです。

ともかく新築住宅が増えていることは喜ばしいことであります。全国的に住宅ブームが広がるよう、期待したいものです。