世の中、時代はどんどん変わり、良くも悪くも便利さ、スピードをうたい文句に進化し続けています。これが本当にいいのか、と疑問に思うことが多々あるのです。仏教の葬儀に寺の僧侶は欠かせない存在なのに、ロボット和尚なるものが出てきています。他にお寺にまつわるものに、ネット化や自動化が目白押しです。

自動鐘つき機、電子お賽銭(電子マネー決済)、バーチャル参拝(ネット上のWEVで仏さまを参拝、お墓参り、法事)なるものが出現していますが、いくらインターネットの時代とはいえ、本当にこれでいいのだろうか・・・と思います。

先祖の参拝、法事などをインターネットで行うのはどうでしょうか・・・。実際の葬儀会場に直接足を運ぶことなく、「架空の世界」でのやりとりに遣り切れない思いがあります。葬儀場やお寺、お墓に実際に足を運ぶことに意義があるのではないでしょうか。