今朝のNHKニュースを見ていたら、都道府県別外国人旅行者の消費単価(2017年 ランキング)を発表していました。過去3年間において、全国で最も大きく伸びたのが高知県だと知り驚きです。

都道府県別 消費単価 ベスト10位は次のとおりです。(単位:円)

  1. 東京都67,926 2.北海道67,684 3.高知県60,827 4.鹿児島県49,131 5.埼玉県46,212 6.福岡県43,327 7.大阪府42,171 8.新潟県39,450 9.茨城県39,200 10.徳島県37,102

高知県は官民一体となった政策を推進していますが、大きな要因は、① 港に大型クルーザーを寄せている。② 港から繁華街まで無料シャトルバスを出している。③ 繁華街から高知城までの1.5Kmを、買物ゴールデンルートとし、散歩しながら町中を飲食・買物できるようにしている。④ ボランティアが観光客に寄り添い、観光・買物などどんなことにも対応しアドバイスしている。⑤ 買物の目玉は、高級「サンゴ」のネックレス、アクセサリーなど豊富なバリエーションがありよく売れているといいます。

岐阜は内陸にあるとはいえ、中部国際空港から名鉄電車で約1時間、岐阜城、鵜飼い、鮎などの観光資源は多いです。足を延ばせば国際観光都市の高山、日本三大温泉の下呂温泉などがあります。岐阜市周辺市町村には関市の刃物、美濃市の和紙、多治見の陶器など魅力あふれる商品があります。

これらの場所を点と線で結びつけたい。通過するだけではお金になりません。滞在時間を少しでも長くして消費に結びつけることです。官民一体となって様々な知恵を出し合って、インバウンドで潤う岐阜をつくっていきましょう。