当初は大型台風19号が東海地方を直撃するのではないだろうかと、不安視されていました。60年前の悪夢が甦ってきました…私が小学生の頃です。伊勢湾台風により東海地方は大量の死者を出し、町や村も壊滅的被害を受けました。幸いにも実家は床下浸水にとどまりましたが、近所の家が流されました。部落に架かる二つの橋が流されてしばらくは学校にも行けなくなりました。今回は関東甲信越、東北地方に甚大な被害を及ぼしました。被災された皆さんに心からお見舞い申し上げます。毎年、やって来る台風ですが、日本列島のどこかに大きな傷跡を残して行きます。この先、人々は安心して暮らして行けるのでしょうか。大型台風が頻繁に発生する主因は、環境破壊による地球温暖化によるものと言われています。世界中の人々が環境への認識力を高め、今、自分たちで出来る身近なことから行動に移すことが肝要です。ひいてはそれが各々の国を挙げての大きな取組みに繋がり、環境が整備され地球の温暖化を食い止めることになるものと思います。