訪日外国人観光客が急増中です。京都の名だたる名所、史跡、寺社、神社あたりは殺到する外国人観光客で溢れ返り、日本人の影は薄い。マナーについて、一頃ほど悪くはありませんが依然、不愉快な思いをさせられます。

2020年東京オリンピックに向けたインバウンド（訪日観光客）政策が、当初目標の2千万人を超え、このままでは推移すれば3千万人どころか4千万人も夢ではなくなってきました。政府の「観光立国」政策が、外国人旅行者一大ブームとなって定着すれば、あらゆるビジネスにチャンスが出て来ます。

これまで中国人の爆買が小売りマーケットを大きく押し上げてきましたが、これからは落ち着いてくるでしょう。質の良い外国人客がリピーターになれば、レベルの高い商品が安定して売れるに違いありません。

世界最大の観光立国であるフランスのように、日本が真の観光立国になれば、大きなマーケットとなり、そこで働く人たちに多大な恵みを与えるものと思います。

ホテル、旅館などの宿泊施設不足が深刻化するなかで、民泊がクローズアップされています。多くの家がリフォームして民泊を組織化すれば、ホテル、旅館不足を補完します。住宅リフォームの需要が増えれば、町の大工さんは引っ張りだこになり「忙しく儲かって･･･」笑いがとまらなくなります。