世の中はデジタルテクノロジーの急速な普及と発展によって事業環境の変化が著しく、そのスピードに一種の恐怖さえ覚えます。

IoT、AI、Fintech・・・これまでの業界の常識を覆すようなとんでもない新商品や新サービスが続々と生まれきます。

それによって、上手く対応したところは大きく伸長しますが、対応が拙いと落ちて行きます。

本当に難しい時代ですが、それでも変化を柔軟にとらえ、常に前向き姿勢があれば何とかなるものです。

建築業界も最近では木造建築の良さが見直されています。先般、テレビの番組で、高層木造ビルが報道されていました。

鉄筋から環境に優しい木造高層ビルへ。高層でなくても二階建て、三階建てビルや住宅などに木がふんだんに使われれば、山林が整備され林業関係者は潤います。

鉄筋コンクリートの建物が、木造建築に代われば町の建築屋さんは忙しくなりますが、反対に職人不足が起きそうです。しかし、付加価値が高まれば待遇を良くして、よりよい人材を受入することができます。

世の中の建物が、コンクリートから木造に大転換するくらいでないと、いまの日本の木造建築業界に未来は来ないでしょう。