政府は全国一律同一賃金、最低賃金1,000円を打ち出していますが、地方の小企業、零細業者は相当厳しくなります。深刻な人手不足の中で、工賃は上がらない、販売価格は上がらない。最低賃金大幅アップでは、事業として成り立つ訳がなく、一気に倒産・廃業が進み地方から企業、自営業者が姿を消します。
地方で働くところがなければ、人は都会に行きます。都会だけが潤い、さらなる一極集中の弊害が起こります。地方は衰退どころか限界集落がどんと増えます。
都会は住居費をはじめ生活する上で便利ですが、それだけコストがかるので賃金が高いのは理解できます。
地方はその反対です。たとえ収入は少なくてもいろんな経費が安いので生活がしやすい。都会と地方の収入格差があって当然です。
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