インターネットの環境整備や技術の進化は目覚ましく至極便利な世の中になったものです。パソコンやスマホからあらゆる情報や知識が入手出来ますし、人と人が簡単に繋がるので上手く駆使すべきです。しかし、依存し過ぎると様々な弊害が出ます。一つ間違うと危険な目に遭うこともあるので細心の注意を払ってください。

また、ネット依存症は肉体的な疲労だけでなく心も蝕みます。SNSでは人とのコミュニケーションは不十分です。若い人ほどネット依存症が高く、とくに人と直に触れ合うことが少ないので孤独感に苛まれやすく人間形成上はどうかと思います。

これまではネットオタクの引きこもりが大きな社会問題でしたが、近年はネット上でデマ、中傷を流し犯罪化するケースが多発しています。ストーカー、いかがわしい性に関する写真や動画の流出・氾濫、メールによる犯罪予告で混乱させる愉快犯罪などが依然として後を絶ちません。ネット上の情報は瞬時にかつ広範囲広がりますので、その影響には想像を超えるものがあります。

人に伝えるとき本当に何でもネット(メール)ありきでよいのか、考えさせられます。大事なことを伝えたい、お願いしたい、トラブルなどでお詫びをしたい、約束事を守れずキャンセルしたい・・・そんなときは、先方さんに直に会って話をすべきです。相手の顔、目を見てきちんと話をすればこちらの誠意は必ず伝わります。「大難は小難」になります。